こんにちは
四柱推命鑑定士の竹倉明七(たけくらめいな)です。
トップ画像は去年の梅の花です。
今年もそろそろ満開の頃かな?
さて、今日は占い師らしく、命式のどのようなところを見ているかというお話です。
四柱推命は、生年月日と性別から命式という運命表を導き出して読み解く占いです。
一人の人の命式の中には様々な星がつまっています。
簡単に言うと、その人の命式の中にある星たちの組み合わせによって、
それぞれの星がどう力を発揮するかが変わってきます。
それを読み解く力が占い師の力量というわけです。
今日は、命式の中の星の組み合わせについて、のお話。
ざっくり分類するとすれば
①命式の中の星同士が仲良しの人
②命式の中の星同士が相性悪い人
③命式の中の星同士が結びつかず、反発せずにそれぞれ独立している人
このように3タイプあるんです。
今日はこのタイプ分けについてです。
①命式の中の星同士が仲良しの人
このタイプは、言い換えればまとまった命式です。
ご自身の中にある星同士ががっちりタッグを組んで
その人の性質を強固にしたり
才能を際立たせたりしながら助け合っているのです。
性質として、本来はころころ変わることはなく
穏やかで安定している命式といえます。
しかし、このようなまとまった命式の人に
相性が悪い星が巡って来る時期はマイナスの影響が大きく作用します。
例えばその年に巡ってくる星や、
最近一緒にいる人が相性悪い星だった場合、
まとまって仲良くしている星たちを攻撃して仲を引き裂こうとするのです。
元々お互い好きな星同士で敵がいない平和な状態だったのに
急に外的に攻撃されるのだから、びっくりして崩れてしまうイメージ。
これで、いわゆる運が下降します。
この場合の運の下降の仕方は、
今まで築いたものにヒビが入る、壊される、という感じです。
自分の意志ではなく不本意ながら変化せざるを得ないことが多いです。
ご自身の命式中の星がまとまっていればいるほど
相性の悪い星が巡って来るとダメージが大きくてつらい思いをします。
②命式の中の星同士が相性悪い人
こちらのタイプは、まるで自分の中にいろんな人格がいるような、
ガチャガチャした命式の人といえます。
生きかたそのものが波乱に満ちていたり、自分の中で常に葛藤がある、
または学校や社会と、あるいは親、兄弟など周りの人と
上手くやっていくのが難しかったりするのも特徴です。
このタイプは自分の中の星同士が常に喧嘩しているから、気が休まらない。
けれども、生まれながらの性質なので「不安定」に慣れています。
そして、年によってやってくる星の巡りや、
近くにいる人の星から影響を受けて
自分の中のどの星が勝つかが変わってきます。
なんていうか、命式の中で勢力争いが行われてる感じなので
こういう命式の人は、星の巡り合わせで
自分の中の一つの星を加勢する星がくれば
別の星は追い込まれるわけです。
ただ、このようにガチャガチャした命式の人は、
何度も荒波を経験しているはずなので
それがデフォルトになっていて打たれ強いところがある。
つまりタフな人なんですね。
③命式の中の星同士が結びつかず、反発せずにそれぞれ独立している人
このタイプは命式の中のそれぞれの星がお互いを支えるわけでもなく
喧嘩するわけでもなく干渉していません。
それぞれの星の資質を意図的に伸ばそうとすればうまくいくケースが多いと言えます。
また、その年に巡ってきた星によって、命式の中のどの星が影響を受けるか
察知しておくと、その方面を伸ばすことができるのです。
例えば、その人にとって恋愛、結婚運の星が巡ってくる年であれば
邪魔されずにこのテーマが全うできることが期待できます。
(もちろん出会いを求めるなどの行動はしないといけないけど)
命式から予測が立てやすいタイプといえます。
実際の占いでは、お客様の命式をいろんな角度から読み解いていて
あくまでもそのなかの一つの読み解き方ではありますが
まとまってる命式かな?
ガチャガチャしてる命式かな?
ということは結構重視して占っています。
命式の判断に関わることは沢山あるので
占い師によってどの部分の重要度が高いと思ってるかが違うのです。
だから誰が作成しても命式は同じになるのに、
占い師によって言ってることが違う!となるんですね。
四柱推命は本当に深くて果てしないです。
未来を読む学問は、誰も底を見ることはできないのだと思いながら
日々誰かの命式と向き合うのみです。
みなさんはどのタイプかな?
ご自身でなんとなくは気付いているかもしれませんが
気になる方は鑑定時に聞いてくださいね~。
今日は命式のお話でした。
本日もお読みいただきありがとうございました。
ではまた次回です♡
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