こんにちは。
四柱推命鑑定士の竹倉明七(たけくらめいな)です。
今日は四柱推命の世界のお話です。
人には自分自身の干支(かんし)があります。
干支は全部で60通り。
60種もあるって、血液型や星座占いより遥かに多い。
これが、四柱推命は精度が高いとされる理由なんです。
そして、自分の干支と
ある年の干支が重なることがあります。
例えば陽の木(甲)と辰の日に生まれた人の干支は「甲辰」です。
今でいうと、2024年の暦は「甲辰」の年です。
甲辰の人は今年、自分自身の干支が巡ってきたということになります。
この現象が起きる頻度は60年に一度です。
つまり60年間生きていれば、巡ってくる計算なので
かなり貴重な一年になりまして、
その意味は、「自分が主役の年」です。
特に20代~50代くらいの
様々な選択が自分でできて、生命力もある年齢で巡ってくる場合は
大きく影響します。
自分と同じ干支が巡ってくる年、ということは
イメージとしては自分自身がもう一人いる状態になります。
エネルギーが2倍になるわけですから
自分自身がパワーアップして強くなります。
こういう時は良くも悪くも
今までとは違った、その人にとって普通ではないことが起きます。
どちらかというと、いい年になることが多い印象ですが、
ただ「いいこと」がある年かというと
一概にそうとも言えないところが難しいです。
転職、起業、結婚、離婚だったり
良くも悪くも人生の節目になる。
一生に一度といえる出会いがある。
岐路に立たされ、
方向転換しなければならない事態が起きる。
このように、精神的な変化や環境の変化など
自分にとって大きな出来事が起きる。
そして、それを乗り越えるだけのエネルギーがある状態です。
すごくわかりやすい例なんですけど、
岸田総理大臣は「自分が主役の年」が2022年でした。
実際に国の顔(主役)となったのは直前。
2021年10月に総理大臣になられました。
あの時、翌年2022年のために舞台が用意されたんだな~、
という見方をした占い師はわたしだけじゃないと思います。
あれはまさに、
エネルギーが倍増して活躍できますよ、
という天からの啓示。
その2022年が終わって、
主役のエネルギーを全うされたのかどうかというと・・・
わたしたちはその時々で好き勝手に評価をしますが
良いか悪いかは時間を経た時に真実がわかるものです。
これが、一概にいいことがあるかはわからない、という例です。
つまり、
結果は2023年以降、ご本人の在り方に大きく影響しますので
この先の行く末を見ていればわかるのかな、というところです。
主役の年ってこういう現象が起きる、ということを
目の当たりにした例でした。
自然の流れで主役級のパワーを放つ年。
これが何歳の時に巡ってくるか予め知ることができるなら
計画を立てて、人生のかじ取りをできるように
知っておいた方がいいとわたしは思っています。
なので鑑定の時に、
今後、10年以内に自分が主役の年が巡ってくる人には
その旨をお伝えするようにしています。
予め知っていれば、
ちょっとハードルが高いと思っていたことも
助走をつけたら飛び越えられる。
そんな風に占いをお役立ていただけたらいいな、と思っています。
本日もお読みいただきありがとうございました。
また次回です♡