こんにちは
四柱推命鑑定士の竹倉明七(たけくらめいな)です。
バレンタインデーの日に可愛いお花をいただきました。
女性に生まれてよかった瞬間(*^^*)

冬の間は生花を飾ることがなかったから
花に宿る力みたいなものを改めて感じます。
生気というのでしょうか?ほわーっと出ています。
暦の上では寅卯辰月(2.3.4月)が春。
冬の間に準備してきた人はそろそろ動き出す時。
冬眠していた人はせっせと種まきを急ぐ時ですね。
植物が花を咲かせるのと同じように
季節に合わせた動きをすると恩恵を受けられる、
つまり自然の摂理によるエネルギーを享受できます。




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仏教には五戒という戒律があります。
わかりやすくいうと、5つの道徳的ルールなんですけど
そのうちの一つが、嘘をつかない(不妄語戒)という教えです。
嘘をつくこと=悪いこと、というのは
誰もが認識していることと思いますが
人が2人以上集まるところには
多かれ少なかれ嘘がつきものなのもまた世の中の真理でもありますね。




では、
本当のこと=良い
嘘をつくこと=悪い
なのかというと、
それもちょっと一概にも言えないような気もしています。
例えば、
小さな子供が絵を描いているとします。
大人の自分が声を掛ける場面があるとしたら。
その絵が下手でも意味不明だったとしても、
上手に描けたね、と声をかける人は多いはずです。
逆に、幼児相手に
下手過ぎて何を描いてるかわからない!
と言う人はあまりいないですね。
前者の嘘と
後者の本当。
幸せや信頼関係が生まれるのは前者だったりします。
嘘をついてはならないという道徳的ルールがある上で、
大事なのは
どのような場面でも嘘をついてはならない、ということよりも
その嘘によって、幸せや信頼関係が生まれるか?
という基準で判断するならば
嘘か本当かという善悪の基準に囚われすぎて
大事な相手の気持ちを二の次にすることがないのではないかと思います。




もちろん、基本的には嘘はよくない。
嘘は絶対に許さない!という人もいますね。
その価値観が確立されているならば
それはそれでいいのです。
ただ、
嘘をつかれた!とか
嘘をついてはいけない!とか
そんなお話を聞く度に、
真偽はそこだけではないと感じることもあります。
その嘘には、
信頼関係をつくろうという気持ちがあるかどうか。
幸せも信頼も生まれない嘘ならば一刀両断でいい。
そこが見極めるためのポイントじゃないか、という
ひとつの価値観のお話でした。




本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた次回です♡



