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古代の王様と四柱推命~~~寿命を占うことについて

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こんにちは

四柱推命鑑定士の竹倉明七(たけくらめいな)です。

今月上旬、ちょうど一年前に行く予定だった奈良へ

やっと行くことができました。

信貴山朝護孫子寺

かねてから行きたかった神社仏閣の数々へ行けて大満足でした~。

世界遺産法隆寺

この夏は、いくつか遠出の予定があるので

夏のお参りの写真は改めて載せようと思います。

室生寺

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占いの一般的な認識として

占ってはいけない事柄とされていることがいくつかあります。

・人の生死

・ギャンブルや投資

・犯罪

・医療や法律に関わること

これらについての占い相談は

どこの占い館でもお断りしますという注意書きがあります。

今日は、上記の中の「人の生死」について書こうと思います。

今の時代、人の寿命を当てます!という占い師は

公にいないと思いますが

四柱推命という字を見るとわかるように「命を推す」と書きます。

ということで、四柱推命の世界では

寿命は生まれた瞬間から決まっているという考え方に基づいていて、

本来、寿命を推測することができる占いとされています。

四柱推命の発祥地である中国では

いくつもの国があり、それぞれの国を率いる王様の生年月日は

国そのものの「命を推す」ものでした。

王様の寿命=国の滅亡に直結するくらいの重要事項です。

王様の寿命を敵国に推測されてしまうということは、

国の弱る時期、世代交代の時期を知られてしまうため

敵国に攻め入るチャンスを与えることになるからです。

実際、四柱推命が盛んだった古代中国では

小さい国も合わせるとわかっているだけで611人の王がいて

平均寿命は39歳。

その44%が他殺や自殺など正常な亡くなり方ではないそうです。

王様は古代で最もデンジャラスな職業であり

王様の生年月日は国家機密にされていました。

というわけで、現代では寿命を占うのはご法度とされていますが

四柱推命は元々は寿命を知るためにある占いだったのです。

ちなみに王族にはお抱えの占い師がいて

国の存続をかけて占っていたそうです。

当たらなかったら首が飛ぶという

占い師もまたデンジャラスな仕事だったようです。

たぶんオオルリ

時は流れ、四柱推命が伝承され

この時代の日本で四柱推命を覚えたわたしには

倫理的にご法度だからということを抜きにしても

寿命を占うという感覚は持てません。

平和で清潔で、

食料も豊かになり、

医療が発達した現代。

占いの世界にマニュアルがあったとしても

本来ならここは命が危ない、という寿命にあたる時期がきても

乗り越えて生きながらえていくのが私たち現代人です。

そう、古代より三途の川は遠いのではないかと思います。

ちょっとした病気が寿命に直結しないことが格段に増えたはずです。

四柱推命の「命を推す学問」という側面に対しては

思い切り抗って生き伸びられる時代になっていると感じます。

ですので、占ったとしても寿命は当たらないものなのでは?と思っています。

実際、健康運を分析してお伝えすることは多くあります。

遥か昔、命を懸けて占っていた人がいるなんて

想像しようにもあまりにも遠い世界に思えます。

四柱推命に対する人々の本気度や利用方法は

おそらく全く変わったのでしょうね。

そんな長い年月を経て、

こうして継承させてもらって役立てることができているのは

ちょっとした奇跡とも思えたりするのでした。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました

それではまた次回です♡

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