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「相談」とは何かを考える

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こんにちは

四柱推命鑑定士の竹倉明七(たけくらめいな)です。

先日、わたしの好きな作家さん

東畑開人さんに会える日がついにやってきました。

といっても、新刊出版記念のトークイベントだけど(^_^;)

東畑さんは今までの著書の中でも、

人に相談する行為は荷物を預けること、という表現をされていて

それが好きになったきっかけです。

この日のお話の中でも

相談って、メールの送信ボタンを押した時の気持ちに似てると

ユーモアたっぷりでおっしゃっていました。

相談とは困りごとを話すこと。

言葉に困りごとを添付して送り出す。

メールを送った瞬間、困りごとが手を離れていく感覚は

自分の中に隙間ができることでもあって

隙間ができると

そこに新しい思考が入ってきたり、ちょっと気持ちが軽くなったり。

だから送信ボタンを押す行為だけで、

つまり、困りごとを話す行為だけで、

相談相手が誰か、とか

相手が気の利いたアドバイスをしてくれる人かに関わらず

相談する側にすでに変化が始まるというお話しでした。

わたしの日々は

誰かの困りごとを聞くことが多い環境にあります。

もはや占いとは離れ

毎月カウンセリングのように来てくれるお客様や

困りごとの進捗状況を整理するために来てくれるお客様がいて

この一カ月どうしてました?と聞きながら

わたしになにができるか、繰り返し考えます。

相談って、

困りごとが簡単に解決しないから相談するのであって

誰かに相談したからといって劇的に好転するものではない中、

解決しないね、そうだね、と言い合いながら

相手の心に隙間を作って

その隙間に風を通す。

そんなことができたらいいな、と思っています。

そして、もう一つ思うことは

解決って今すぐにしなければならないの?ということ。

困りごとというのは、

すぐに解決したい、というのが通常の思考です。

1日でも1時間でも1分でも早く逃れたい。

もちろん、早く解決して手放すことができればいいのだけど

抱えている困りごとを

持ったままでいることはそんなにダメなのかな?とも思うのです。

一旦保留にして、自分の中に困りごとが「いる」ままにする。

それでも人は変わり続けていくもので

いつか困りごとは形を変えたり、去っていく時がくる、

という感覚を持てたらいいんじゃないかな、と。

実際、毎月会い続けているお客様は

顔ぶれが徐々に変わりながらも常に何人かいらっしゃるけれど

最初の状態と同じ人など一人もいません。

いろんな種類の困りごとがあるわけなので

一概には言えないかもしれませんが

抱えていてもいいんだ、と肯定することがあってもいい。

保留ボタンを押してます、ぐらいに思っていると

困りごとに支配されにくいのではないかな、と思っています。

悩んでいる自分が、自分自身の全てになってしまわないように。

悩みはあなたの一部でしかない。ということを

根気よくお伝えしています。

お花好きにうれしい気温になりました♪

このカーネーション、造花みたいだけど本物なんです。

可愛くて元気をもらえます♪

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

ではまた次回です♡

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