こんにちは
四柱推命鑑定士の竹倉明七(たけくらめいな)です。
今日はハロウィンですね~。
先日、茨城県に温泉旅行へ出かけました。
茨城は身近な場所だけど旅行で泊まるのは初めて。
下北沢はカレーフェスに続いてハロウィンで今月はずっとお祭り騒ぎだし
今はどこへ行っても混雑して人に酔い気味だから
あえて知られていないローカルな感じのところで癒されてきました。
それに、茨城県の人がみんなすごーく親切で地元愛に溢れていて
素朴な方言にもほんわかでした~。
翌日は鹿島神宮にもお参りしました。
鹿島神宮の神様に日頃の感謝をお伝えできたし
海の幸は美味しかったしで、
いっぱい深呼吸できました。
来月も頑張ろう。
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今日は四柱推命のお話です。
四柱推命は中国4千年の歴史の中で確立された学問なので
命式は漢字ばかりが並んでいますし
特徴を四字熟語で表現する傾向があります。
その中の一つに「官殺混雑」という有名な言葉があります。
(かんさつこんざつ、と読みます)
官=正官、殺=偏官
という2つの官星が命式の中に多くある
つまり官星が混雑している状態のことを指します。
四柱推命の命式には殺、死、病、墓など
やたらと怖い漢字が出てきます。
偏官を表す「殺」と言う字は不吉に思えるかもしれません。
偏官は自己を攻撃する星であるために、「殺」という漢字を使います。
自己を攻撃するって良い意味にとれないかもしれなけれど
自分を制してくれる星がないと自己中心的になったりするので
命式の中に偏官があること自体は一概に悪いとは言えません。
さて、
官殺混雑してる命式の女性は結婚運、男性運が悪いとされています。
自分の命式が官殺混雑だと知って、
占いにいらっしゃる方が時々いるくらい
たいていの占いの本にも、ネットの占いサイトにも
お約束のように官殺混雑は良くない意味のことが書いてあります。
では、なぜ官星混雑は結婚運が悪いと言われるのか、です。
官星は社会運、仕事運を表す男性星です。
働く、戦う、という外へ向かっていく行動の星であり
自分を制する、内なる葛藤と戦う星でもあるので
なかなかハードな役割の星なんです。
官星が1つ、2つあることは社会運も行動力も程よくあり、
自分をコントロールする力もあるということになりますが
官星を3つ以上持っている官殺混雑の女性は
戦う、という男性的な面がかなりクローズアップされている状態です。
男勝りな勇ましいイメージになります。
古い歴史のある四柱推命は、
男性が優位で外で活躍する、
女性は家を守り、安らぎの存在であるという
男性を立てて、ついていく女性が良しとされた時代に培われてきた学問です。
男勝りな女性は
その時代は家庭向きではないという見方をされました。
ですから
官殺混雑=男性に従順な女性ではない。
だから家庭的はなく、結婚生活がうまくいかない。
ということで結婚運がない、というように伝えられてきたのだと思います。
この考え方が今の時代に当てはまるかいうと
今は多様な生き方ができる世の中です。
男女関係なく社会で活躍することができる環境が選べる今は
官殺混雑を活かして自分に合った生き方ができます。
仕事に打ち込んだり、出世を目標にしたり
自分の信念を持って戦うことで輝くことができる。
そして、そんな女性に惹かれる男性もいます。
家庭におさまることがないからといって
十把ひとからげに結婚運が悪いとも言えません。
官殺混雑の人は
困難に立ち向かっていくファイトのあるタイプ、という点から見て
少々難しいお相手との恋愛をする傾向はあるし
結婚しても、出産したとしても
仕事をして社会と関わっていないと運を保てないのは事実ですが
必ずしも結婚運が悪いと決めつけなくていいです。
四柱推命の歴史と教えに敬意を払って
忠実に鑑定することは大切なことだけれど
多様な生き方が尊重される時代には
その背景に合った読み解き方も考えていかないと
違和感のある占いになってしまうし
それで占いが活かせない、となるのは残念です。
ちなみに
官殺混雑の女性はモテます。
外見は女性らしい人が多いんですよ。
わかりやすくボーイッシュだったり、サバサバしてる女性は
「官殺混雑」ではないことがほとんどです。
不思議ですよね。
今日の話題は官殺混雑についてでした。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた次回です♡
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