こんにちは。
四柱推命鑑定士の竹倉明七(たけくらめいな)です。
ゴールデンウイークですね。
今年も家で咲き乱れているモッコウバラもそろそろ終わり。
Kiranでも飾って今の時期だけの楽しみを満喫しています。
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東洋の占いは、
木火土金水、五つの要素と
陰と陽の調和によって
エネルギーバランスが保たれているという
陰陽五行の思想に基づいています。
陽は太陽、陰は月
陽は夏、陰は冬
陽は男性、陰は女性
どちらか一方しかない世界はありえないように
陰陽が両方あって世界が成り立っています。
同じように、人の命式の中にも
陰の星と陽の星が存在しています。
人の性格には様々な面がありますね。
普段からわかりやすく表に出ている面もあれば
周囲に見せない一面もあるはずですし
その時々の状態や相手によってどの部分が強調されるかが違います。
それと同じように
明るい陽の部分と暗い陰の部分、
命式の中に陰陽の星を両方持ちながら
バランスをとっているのが通常です。
占いの解説本などを読むと
イメージとして、
陽の星がいい星、吉星で
陰の星が忌み嫌われる星のような説明が見られますが
果たしてそうだろうか、と思っています。
吉星と言われる陽の星だけしかない命式で生まれたら
素晴らしい人生、素晴らしい人格になるかというと
決してそんなことはありませんし
わたし自身、いくら純真な星と言われても
陽の星のみの命式では生まれたくありません。
偏りは生きづらさを生むからです。
とはいえ、
実際には、完全に偏っている命式で生まれる人は稀で、
命式の中に陰陽どちらの星が多いか
ということになってきます。
偏りでどんな雰囲気になるかというと・・・
陽の星をメインに持っていたり、多く持っている命式の人は
いわゆる日の当たる道を歩きたい人です。
正しいことをしたい人。
人の後ろ暗い部分を観たくなかったり
理屈の通らないことは許せない。
〇〇であるべき、とか、○○でなければならない、
という思考に縛られがちだったりします。
逆に
陰の星をメインに持っていたり、多く持っている命式の人は
清濁併せ呑むようなところがあります。
正しいことだけでは生きていけない。
ご自分の中の陰の部分をうまく消化する術を
持って生まれてきているし、
相手の陰の部分も受け入れる器があるかもしれません。
しかし、行き過ぎると闇が深くなります。
陰も陽も自分の一部で
両方あってこそ純真な心があったり
それでも葛藤があって複雑な感情が湧いたり
人に共感できたりもします。
だから解説書を鵜呑みにして
陰の星をそんなに嫌わなくてもいいという考えです。
そもそも。
清く正しく、どこまでもピュアならば
それは神様の域です。
神様の域に達しているならば
この世に人間として生まれることはそもそもないわけで
わたしたちは人間なんだから陰の部分を持って生まれることに
意味があるんじゃないかな。
様々な占術がある中で
四柱推命の鑑定を受けてくださる方は
本やネットでも調べて一喜一憂されたりするので書いてみました。
人には
陰の星も陽の星もあっていいし、
あるからこそ、いいのです。
明日からGW4連休。
ご予約いただいてるみなさま
お気をつけてお越しください(*^-^*)
現在、連休中に空いているご予約枠は
5/4 14:00~16:00
5/6 10:00~11:30、17:30~18:30
の間となっています。
連休明けも通常営業しております♪
5月もどうぞよろしくお願いいたします。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回です♡