こんにちは
四柱推命鑑定士の竹倉明七（たけくらめいな）です。
自分で本を選ぶって難しくて
誰かに紹介してもらった本を読むようにしています。
気の合う人に紹介してもらえば、
好みが似ているので、外すことはほとんどないのです。
そして、わたしの中で法則があるのだけど
おすすめされた時に後回しにせず、すぐ買った本って
直感が働くのか、当たりのことがほとんどで
読んでみるとその時のテーマとか、
ヒントがどこかに書いてあります。
この本も、よかったよ～と言われた日にすぐ注文しました。
案の定、響くポイントがいっぱいある一冊で
気に入った章は何度も何度も読み返してます。
ピンとくる感覚は大事ですね。
————————–♡
こうしてコツコツ書くことぐらいで
営業力に関して無力なわたしとしては、
このブログ以外で、新たなお客様との出会いをもたらしてくれるSNSは
ありがたいツールです。
けれども、ずいぶん前から
「わたしのやっていること」を伝える方法としての
難しさを感じています。
今日はそんな雑談です。
人は基本「比べること」を止められません。
他者と比べることで自分を認識しているからです。
比べている気がなくても、
無意識に自分と他者の違いを認識しているのは
人間にとって自然なことです。
自分らしく、とか
人は人、自分は自分、とか
自分軸、他人軸、などという言葉をよく見かけるのは
人間は比べる生き物だからです。
そして「比べる」の先に生まれるものが嫉妬です。
嫉妬の感情が生まれると
相手を攻撃したくなったり
自分のことを嫌いになったり責めたりします。
そして、不安が生まれます。
こんな気持ちを持つのは自分だけ？と確認したくなるんですね。
どうやって確認するかというと・・・
それが今の時代ではSNSです。
個人同士が双方向で繋がることができる
Facebook、Instagram、TwitterなどのSNSが
発展してきた理由の一つに、
同じ気持ちの人を見つけると安心するからという理由が挙げられます。
しかし、SNSというものはそれだけでは終わりません。
色々な人の投稿を目にすることで
自分と他者との比較がまた起きる。
結果、次の嫉妬を生み出すことになったりもします。
でも考えてみると
それは相手のことをどれだけ知っている上での嫉妬なのかな。
自分に相手の何パーセントが見えているかを冷静に考えると
ほんのわずかかもしれません。
以前、哲学の先生に
「ジョハリの窓」というアメリカ生まれの有名な考え方を教わりました。
自己分析に使用する心理学モデルになっていて
人は4つの窓を持っているとされます。
4つの窓は
開放の窓・・・自分も他者も知っている自己
秘密の窓・・・自分だけが知っていて、他者が知らない自己
盲点の窓・・・他者は知っているが、自分は気づいていない自己
未知の窓・・・自分も他者もまだ知らない自己
リアルでなくネット上で繋がっているSNSで
自分にも相手にも見えてる窓というのは、
「開放の窓」のごく一部ということがほとんどです。
相手は他者に見えない部分で
陰ながら凄く努力をしているかもしれないし、
キラキラした投稿の裏に
本当は深い悩みがあるかもしれないし、
もしかしたら成功してるように見えるだけかもしれないし、
本音は別のところにあるかもしれない。
SNSは共感によって発展してきたツールですが
実は相手のごく一部を切り取って共感している、
という認識が薄くなりがちなツールなのかもしれません。
そして、それを認識していれば
嫉妬が湧くことはないように思います。
リアルでの人間関係の構築は
お互いに見えている「開放の窓」を少しずつ広げていくことにあります。
コミュニケーションで窓を段階的に開けていくのは
SNS上の繋がりだけでは難しそうです。
自分にも相手にも
見せている一面と見せていない一面があることを
忘れずにいると、楽になるのかもしれませんね。
つながり、共感する。
とても素敵なことだけど
互いに全ての窓を開けられるものではない。
それがSNSじゃないかと思います。
SNSは、同じ目的を持った繋がりには良い影響があると思うのだけど
それ以外では難しいと感じます。
逆バージョンもあって、
SNSがリアルの人間関係に影響することもあるので
これがとても難しい。
もう、このブログだけでいいかなぁ、と思ったりしつつ、
上手に運営していけたらいいな、とも思っています。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた次回です♡
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