公式LINEが便利になりました 詳しくはこちら

迷惑の捉え方

  • URLをコピーしました!

こんにちは

四柱推命鑑定士の竹倉明七(たけくらめいな)です。

茨城県にあるインドの方々の聖地

ヒンドゥー教の寺院へおじゃましてきました。

この日は年に一度のラタヤートラーというお祭りに加え

いつものお寺から少し離れた

新しく建設されたお寺のお披露目と

神様にお越しいただくセレモニー。

日本のお寺でいうと仏像の開眼供養の儀式です。

ヒンドゥー教徒ではない日本人にも

貴重な瞬間を見せてもらえるということで参加させてもらいました。

謎にピンクのウェルカムドリンクをいただくと

そこはもう完全に異国です。

飲むのに勇気がいる色(^-^;

今や世界一の人口を誇るのはインドなので

日本にもインド人街があちこちにあります。

それでも異国の地で

インドの人の拠り所となる宗教施設を建設するって

地域の理解とか、手続きとか、

とにかく高いハードルがあるはずで

すごいなぁと驚くばかりです。

司祭の先生によると

100人位が参列する予想だったそうだけど、

500人以上のインドの方がいらしていて

もう、くらくらして熱中症になるかと思いました(^-^;)

インドの方達が集まるとエネルギーが巨大になります。

日本の場合は、お祭りとか、

スポーツで日本代表を応援するような

みんなのエネルギーが大きくなる場面では

そこに統一感があるように思うのだけど

インドの方達が集まると混沌としていて無秩序。

しかしそれがすごいパワーを生み出していて

その熱気は日本とは別もののように感じます。

シヴァリンガ

なぜこのカオスな感じが心地いいのか?と度々思うので

インドの文化を考えてみました。

日本では

「人に迷惑をかけてはいけません」

と教えられますが

インドでは

「人に迷惑をかけてもいい、代わりに迷惑をかけられたら助けなさい」

と教えられるそうです。

人は誰かの世話になり、迷惑をかけながら成長していく。

自分も誰かに迷惑をかけるのだから、人からかけられた迷惑は許し、助けましょう。

ということなんですね。

迷惑をかけてはいけない。と教えられると

人からかけられる迷惑を受け入れることができなくなります。

自分が迷惑をかけないようにしているのだから

人から迷惑をかけられることも許せなくなるんですね。

そして自分が人に迷惑をかける場面では

自分を許せなくなる気持ちが湧いたりします。

結果、自分に厳しくなるわけです。

逆に、自分も迷惑をかけるのだから

相手の迷惑を許し、助け合いながら生きていきましょう。

というインドの文化は

コミュニティの中で自分に厳しくしすぎないでいられるのかも。

個々がのびのびとして、無秩序なのにみんなが一緒にいられるのは

そこがポイントなのかなぁと解釈しました。

この日も、ホーマ(護摩)でマントラを唱えている近くで

バンドが大音量で演奏してたりするのです。

護摩もロックも神様への捧げもの

なにしろインド人は勝手なように見えて親切です。

そして、驚くほど自由。

インドの教えが生み出す独特な空気感には

ガチャガチャしている中におおらかさがあるように感じます。

それは許すことができるように、と教わる文化から

醸し出されているのかな。

そんな風に思いつつ

熱気で倒れそうだった長い長い宴の一日でした。

ご眷属の牛、ナンディくんの後ろ姿

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

ではまた次回です♡

友だち追加

開運日、満月新月、今月のエネルギー予報など時々LINEで配信してます♪

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次
閉じる